2008年夏 合格への軌跡  合格体験談 

 

7 特別区、さいたま市合格!
『絶対公務員になるぞ!』という強い気持ちを持って、仲間達と切磋琢磨
早めの準備で大学と両立(M.Mさん)

 

はじめに
私が地方公務員を目指そうと思い、喜冶塾に入塾したのは大学2年の4月でした。法学部政治学科に入学し、地方自治に興味が湧いてきたことや、地元や人々の生活に貢献することのできる仕事がしたいといった理由から、地方公務員という職業に興味を持ち、早めに勉強を始めたいというのが、入塾のきっかけでした。
喜冶塾に決めた理由は、塾長の人柄に惹かれたということもありますが、やはりアットホームな雰囲気が一番魅力に感じたことです。大手の予備校は、ただ勉強するところといった雰囲気を感じ、何か自分には合わないといった印象を持ちました。いい意味でこじんまりとして、温かい喜冶塾に心惹かれ、私は入塾を決めました。
入塾して1年目は、数的処理と経済の講義のみに出席していました。高校3年生のときから数学をやっていなかった私にとって、数を扱う数的処理はもちろんのこと、計算を使う経済も苦手な教科でした。1年目は、講義に出席→復習を繰り返して、苦手意識を持たないようにすることだけに専念していました。
塾で公務員試験の勉強をしている反面、大学では地方自治のゼミに所属し、様々なまちづくりを学びました。また、地元であるさいたま市役所でインターンシップをさせていただく機会があり、地方公務員の仕事を体験したりもしました。大学での勉強やインターンシップでの経験を通じて、『地域に密着し、人々の生活に貢献したい』と思うようになりました。私は、地方公務員の中でも、広域自治体である都や県ではなく、より住民の方々に身近な市区町村などの基礎自治体の職員になりたいと思うようになりました。

    • 私の勉強法
      私は在学中ということもあり、一番の課題は大学の勉強と公務員試験の勉強の両立というものでした。特に後期に入り、公務員試験の勉強が山場に差し掛かってくると、どうしても焦ってしまうときもありました。公務員試験は、いかに効率的に勉強するかが重要な試験であると思います。しかし、他の人と勉強を比べるのではなく、自分自身のペースで勉強していけばきっと大丈夫です。ここでは自分なりの勉強法を記したいと思います。少しでも受験生の参考になれば幸いです。
      @4月〜1月
      この時期は、講義に出席し、きちんと復習することを心がけていました。早めに講義が終了する憲法などの講義は、講義終了後も塾で配られる問題集を定期などに解くなどして、知識の定着を図りました。この時期は、講義に出席しているだけで、新しい知識を覚えたような錯覚に陥ってしまいがちですが、復習をしないと知識は定着しません。
      市販の問題集もいくつか購入しましたが、最後まで塾の問題集は繰り返し解くように心がけました。塾の問題集には、知識を定着させるのに適した問題が選ばれているので、まずは塾の問題集を解いて、復習していけば知識は定着していくでしょう。
      A直前期
      年が明けるといよいよ本試験モード突入です。大学の期末試験が終わる1月末から本格的に受験モードに入りました。勉強時間は、ほとんどの日で1日10時間を越えていました。私は家では勉強できない人なので、大学の自習室で勉強するようにしていました。家の中で一人勉強するのではなく、民間の就活の人の話を聞いたり、同じ公務員試験を受ける仲間と話したりして、気分転換しながら勉強すると、息も詰まることなく長時間勉強することができます。
      今までの復習はもちろんのこと、直前に時期に講義がある教科や時事、そして後回しにしてきた教養など、やらなきゃいけないことがかなり多くあります。そこで、私は勉強の計画をたて、そして1日の終わりにはその日勉強したことと時間をメモするようにして、効率的な勉強を意識しました。予定をたてて、その日の勉強量を確認することはとても大事なことですまた、後で勉強量のメモを見ると、「自分はこれだけやったんだ」という励ましにもなります。
      直前期で一番時間配分が難しかったのが、専門記述や教養論文などの記述問題対策です。私は、専門記述については憲法10問、行政学・政治学が5問ずつの計20問を用意して、特別区の1次試験に臨みました。量的にも時間的にもかなりの負担になりますので、早め早めに対策することをおススメします。
      どんなことでも、わからないことがあったら迷わず塾に相談して、すぐに解決するようにしました。わからないままにしておくことが一番、後で痛い目にあう元です。
    • 過去問
      過去問は、憲法、民法、行政法、ミクロ・マクロ経済、行政学、数的処理、人文科学を購入しました。もちろん購入した過去問は最低でも3回以上は解くようにしましたが、  やはり一番頼りになったのは塾の問題集だった気がします。塾の問題集は、全て10回は解きました。10回という回数は、ちょっとした自慢です。
    • 模試
      私は、産経公務員模擬テストを3回、TAC主催の模試を4回受けました。模試は結果で一喜一憂しがちですが、大事なのは得点ではなく、どこを間違えたかだと思います。本番の雰囲気を感じるという面で、模試はとても有効な手段の一つだと思います。しかし、回数を受ければいいというわけではなく、復習することが最重要です。
    • 面接対策
      面接対策は、どうしても一次試験の後なので軽視しがちですが、一次試験以上に重要な試験だと思います。私は、塾で模擬面接を一回受講し、アドバイスをいただきました。私の場合、声は出てるのですが姿勢に注意しなさいというアドバイスをいただきました。 話しているときの姿勢は自分では見えないので、とても参考になりました。また、面接カードも必ず提出する前に塾長に見せて、添削してもらってから提出するように心がけました。おかげで面接では無敗という成績を収めることができました。
      面接を受けるなら、必ず模擬面接を受けたほうがいいです!
    • 最後に
      公務員試験はとても科目数が多く、本当に自分が合格できるのかとどうしても不安になってしまう試験です。不安にならない人なんていません。いたらその人が普通じゃないんです。『絶対公務員になるぞ!』という強い気持ちを持って、仲間達と切磋琢磨していけば、必ず乗り越えられると思います。もちろん、試験は個人戦です。自分との戦いです。しかし、一緒に公務員を目指す仲間の存在は、非常に心強く、かけがえのないものです。私も、大学の仲間、塾の講師の方々や友人たちの支えのおかげで、第一志望の自治体に合格することができました。みなさんもきっと合格できます!適度に息を抜きつつ、頑張りぬけば、春はもうそこです。頑張れば必ず結果はついてきます。頑張ってください。

     

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